ユネスコ 2010(1/3)


探  訪  日: 2010/12/26
参加メンバー: Night Walker
(ポチョムキン氏、Y嬢、Black Velvet )
special guest: 砂漠のキツネ氏(from 岡山心霊スポット突撃隊)
special thanks: M 様
探  訪  地: 芦屋ユネスコ会館跡地



芦屋ユネスコ会館跡地の現状

暮れも押し迫った12月のある日、懇意にして戴いているM様から貴重なお誘いを戴いた。

氏によると、心霊スポットとして関西圏以外でも知名度の高い「ユネスコ会館跡地」が「芦屋市より個人に売却され、現在個人の家屋が建設されている最中なのですが、宜しければ見学に来ませんか」というお誘いだった。

なぜM様がユネスコ会館跡地(以下 ユネスコ跡地)の見学に私を招待くださったのか。
不思議に思われる方も多いと思うが(実際私もその一人だったのだが)、なんとメールの差出人であるM様こそが、ユネスコ跡地を購入されたご本人だったのだ。

これまでに何度と無くメディアで封鎖、解体、整地、遂には不法侵入した大阪府内の20歳代の男子大学生2人と女性2人が軽犯罪法違反(立ち入りの禁止)容疑で書類送検された(2004年6月11日)ニュースまでが報じられているにも関わらず、古いネットの情報を見たのか、現状を見たいのかは定かではないが、個人(M様)の私有地となった今でも進入路を封鎖しているバリケードを壊してまで侵入してくる連中が後を絶たないとのことで、ユネスコ会館跡地の現状を伝え、個人の住居となった今、不法侵入はこれまでの廃墟への侵入以上に厳しく処罰対応される旨を伝えて欲しいとの事だった。

実は工事が始まる以前から見学のお誘いを戴いていたのだが、私の都合がつかず、暮れも押し迫ったこの日、ようやく現地訪問の機会に恵まれた。

その間もM様からは工事中の画像を送信頂いていた。まずはM様から戴いた工事中の画像から紹介させて戴く事にする。



不法侵入の痕跡。
分かり難いかも知れないが、画像中央、右端のバリケードが破壊されている。
(画像提供:M様)


工事直前のユネスコ会館跡地。
建物を粉砕した瓦礫(コンクリート片)が一面に敷かれている。
(画像提供:M様)


造成後の跡地。12月初旬の様子。
(画像提供:M様)


工事中の様子。
地面が掘り下げられ、住宅の基礎部分の鉄筋が組まれてゆく。
(画像提供:M様)


敷地西端から東方向を望む。
(画像提供:M様)


集団焼身自殺の噂があったボイラー室が在った場所の地層断面。
瓦礫が50センチほど敷かれているだけで、M様の期待に反して?特に何も出てこなかったとの事だった。
(画像提供:M様)


同上。
(画像提供:M様)


会館が在った場所の地層断面。
(画像提供:M様)


1階部分建築中のM様宅。
(画像提供:M様)



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