ご投稿 : 湾岸線 様 2004-01-02 摩耶観光ホテル... 僕は23~24年前の夏、そこで不思議な経験をしました... その当時、僕は20歳を過ぎたばかりで、バンド活動をやってましたので、ドラムスクールに通っていました。 そのスクールから2泊3日で夏合宿に行くことになりました。その合宿先が「摩耶観光ホテル」でした。 参加人数は25人くらいでした。
朝、大阪を出発して、2時ごろ「ホテル」に到着。「ホテル」は摩耶ケーブルの中間駅の東側(だったはず)に建っています。その当時、一般ホテルとしての営業はしておらず、主に学生などの合宿先としての営業をしていました。
と、そのときです。隣室との間を間仕切って、しまっていたアコーディオンカーテンがさっと開きました。 夜になって、廊下や階段で僕も足音を聞きました。2、3人で行動していたので怖くはなく、すぐにその音のするほうに駆け寄ってみるんですが、やはり誰もいませんでした。
極めつけは夜中でした。就寝中、「ウ~~ウ~~」といううめき声が聞こえてきて、みんな飛び起きました。
次の日、僕らは怖い気持ちを払拭するために「大ホール」で、ドラムやパーカッションをラテンのリズムでドンがんドンがん叩いて、「こらあ~出てこい!出てこい!相手になったる!」と、ひとりではとても言えないセリフを叫びながら練り歩きました。 今、思えば、なんとも大胆で、いたずらずきな奴です。でもその後、営業を完全にやめ、廃墟となったんで、誰もこないんで、寂しがってるかもしれません。^^)
そのとき、この「ホテル」には管理責任者でしょうか、いろいろ取り仕切っている、風貌のほんとに変わった「変なおっちゃん」がいて、僕には「この人は幽霊と親戚かいな?」と思えたので、思い切って聞いてみました。 |