ご投稿 : ヨーソロ 様
私の高校時代の同級生は、以前関西の某ホテルでベルガールをしていました。 都会のど真ん中にそびえ立つ高層ホテルのワンフロアーは、某有名デザイナーがデザインしたフロアーになっていて、とても優雅な趣を見せているそうです。
しかし、そのフロアーは呪われたフロアーなのです。
彼女は言いました、そのフロアーに足を踏み入れたその時、いや、エレベーターの扉が開いたその瞬間に違う空気、嫌な感じ、人間でありながら動物的な防御本能なのか、なにかを感じると。
お客さんを部屋に案内して、部屋に入れて、扉を閉めて、エレベーターの方に振り向いたら、廊下に体育座りでこっちを見ている、顔面蒼白の長い黒髪の女。
ある日、私の高校時代の同級生は、そのフロアーの部屋にお客さんを案内して、エレベーターの方に行こうと歩き出したら、誰かがついて来る気配がしたそうです。
出るのは同一の霊のようですが、かなりの怨念を持っているようです。
夜中に客が「部屋を換えてくれ」と言うのは、決まってそのフロアーの部屋の客で、お化けが出るとか、歯軋りのような音が聞こえるとか、少し霊感の強い人は間違いなく、「顔面蒼白の長い黒髪の女が出てくる」と言うそうです。 ある日、著名な霊能者と言われる人が宿泊し、フロアーにエレベーターが付いた瞬間、その人はすぐに適当な階のボタンを押して、そのフロアーには足を踏み入れず、このフロアーは開かずのフロアーにした方が良いと言ったそうです。 どのような霊なのでしょうか?
この話しをご存知の方がおられましたら、教えてください。 |