ご投稿 : S 様
まだ灘(兵庫県神戸市灘区)にいた時に夜1時か2時ぐらいに帰る途中のこと、(国道)2号線の船寺という交差点(同区船寺通4丁目 船寺交差点)があるのですが、ここの信号が曲者で赤になったら夜でも結構長い! 残念ながらその日は引っ掛かってしまい、「早く帰りたいのに・・・クソッ」とぼやいてました。 その時、右車線にタクシーが同じく信号待ちで並びました。 オッサン(タクシーの運転手)大きなアクビをしてたので「深夜のタクの運チャンも大変やな」と思って見てました。でも客乗せてるならせめて遠慮して口ぐらい手で押さえたら? って思いました。 後部座席には俯いた髪の長い女性がいました。 フルスモークなのでちゃっかりチェック! さて信号も青になりタクシーと並走しながら2号線と43号線の合流地点の味泥( その女性が物凄い形相で僕のクルマを睨んでました。しかも窓から手を伸ばさんばかりに手をパーにして・・・ 自分の髪の毛が逆立ってチリチリしていくのが分かりました。そのくせタクシーの運転手はまた大きなアクビしてバンザイしながら背伸びしてました。 もしかしてタクシーの運チャンには見えてないのかもという不安が・・・ おかげでバッチリ目が覚めました。どんなコーヒーよりタバコより効きました。 今思い出してもゾクッてします。あの睨み。 何か髪の毛の間から目だけが爛々と光ってた、まるで夜、犬か猫に光を当てた時の目のようでした・・・ |