長崎から大瀬戸に向かう途中に赤首町という気味の悪い地名があります。
五島灘を望む海沿いの町で、町の真ん中を国道202号が走っています。
夜中にここを通ると幽霊が出ると言って地元の人は通りたがりません。
夜中に落武者の幽霊を見たとか、落武者の幽霊が列を作って歩いていたのを見たとかいう話を聞いた事があります。
また、車のエンジンが突然止まって動かなくなったといった話も聞きました。
噂ですが、赤首という名前はここに処刑場があったからだそうです。

東長崎の田中町という町の国道251号線と国道34号線が合流する辺り『切通』といわれている場所がありまして・・・
今でこそ『切通』という名前になっていますが、昔は『腹切』とか『腹切り通』、それより昔は『首切り通』と呼ばれていて、首切り場（処刑場）があったとか、関所があったという話を聞いた事があります。昔の事なので、怪しいと思われたら捕まえられたり、無実の罪で処刑されたりもあったんじゃないかなと思います。
その近く、○○○○（管理人修正）の入口付近に昔一軒の空き家がありました。家の裏には小さな赤い祠が祭られていました。そこの家というのがかなりヤバい家で、夜になると赤ん坊の泣き声やら叫び声、怒鳴り声が家の中に響き渡るそうです。何度か人は入ったみたいですが、そんな家なので次から次と住人が出たり入ったりを繰り返し、ある時893屋さんが事務所にしたらしいのですが、さすがの893屋さんも耐えられなくて出て行ったとか・・・
その家も取り壊されて、今はコンビニやお弁当屋さんになってます。

心霊スポットをお探しみたいなので、地元のスポットをひとつお教えさせてもらいます。
長崎の西南の端、天草灘と五島灘を望む権現山があります。上には展望台とかがあって観光地だったりカップルの夜景スポットとしても有名な所なんですが、地元民の間では心霊スポットとしてちょっとした噂があります。

電話ボックスに男の幽霊が出るとか、電話ボックスの周りをたくさんの幽霊が取り囲むように集まってるとか聞きました。
電話ボックスは撤去されたとも聞いたので、今はないかもしれません。（もう長い間権現山にも行ってないので今の事は知らなくてすみません。）

電話ボックスより危険と言われる場所が、展望台の横にある変な形の鐘「まごころの鐘」があって（上手く言えないのですが、鐘を吊ってある建物がUFOか宇宙人というか、ウルトラマンとかに出て来る怪獣みたいな形）、いろんなバリエーションがあるんですが、鐘を夜に鳴らすと幽霊が集まって来るとか、男の子の幽霊が出るとか、3回鳴らすと呪われるとか、鐘を鳴らしたカップルが帰りに事故死したとかいった噂があります。
今から40～30年以上前からあった話みたいなので（仕事場の先輩が言ってました）、結構昔からあった話みたいです。
「まごころの鐘」って名前なのに、なんでって思いますけどね。

今はもう無い所の話でもいいですか？？？

長崎市の宿町（大曲）というところのバス停の裏に幽霊が出るので有名な一軒家があったんです。
県内でも有名なスポットでここはガチです。
テレビの心霊番組の取材で有名な霊能力者が来たけど、ヤバいってことで中止になったほどです。
矢上神社の神主さんに頼んでお祓いをしてもらったけど、効かなかったらとか。
誰も住まなくなって、格安で売りに出されてたけど、みんなヤバいって知ってるから誰も買わなくて、最後は市が買い取って公園にしました。
とにかくそれくらいヤバい家でした。
今あるバス停ももともとはこの家の下にあったけど、みんなが嫌がるから今の場所に移動させたといういわくつき。
家を壊したけど、今度は交差点の向いにある団地の4階で怪奇現象が起こるようになって、そのせいで4階だけ入居者がいない状態になってます。

最近は聞かなくなりましたが、以前はよく運動公園前で深夜にタクシーを止める女性の幽霊が出たと聞きました。
その女性はいつも「眼鏡橋まで」と言うんだそうです。
（眼鏡橋とは諫早公園の中にある古い石造りの橋です。）
運転手さんは言われるままに眼鏡橋にむかっていると、いつのまにか後部座席にいた女性はいなくなっていて、シートが水でぐっしょりと濡れているそうです。
諫早大水害と関係があるのではと思います。

長崎の男女群島の「千人塚」や「上の赤瀬ビョウブ」は幽霊が出る場所として釣り人の間では有名な話。これまで何人もの釣り人が幽霊を見たそうですよ。幸い私は見たことないですけどね（笑）
（中略）
明治から大正にかけて台風なんかで漁船が遭難して、これまでに千人を超える死者が出たとかで、千人塚という慰霊碑もあります。

「つがね落としの滝」が長崎で最も怖ろしいスポットとして有名です。ネットで検索していただくと色々と出てきます。
ダムを通り、手彫り？（原文ママ）のようなデコボコしたトンネルを抜けたところに「つがね落としの滝」があります。このトンネルが暗くてジトッとして気味が悪いです。
その昔、この辺りで豊臣秀吉により多くのキリシタンが処刑されたと聞きました。今も殺された人々の無念の思いが彷徨っているといわれ、色々怖いウワサがあります。
トンネルの中で白い顔を見た、トンネルの中で女の人の泣き声を聞いた、トンネルの中を歩いていると自分以外の足音がする、全身ずぶ濡れの女の人の幽霊が出る、何者かに足を掴まれた、「つがね落としの滝」のには処刑されたキリシタンの幽霊が出る・・・と聞きました。

【備　考】
「つがね落としの滝」という名前が気になり調べてみた所、漢字で「膀蟹落の滝」と書くらしく、「つがね」とは長崎県の方言でモクズガニのことをこう呼ぶらしい。滝の勢いが強く、カニが流されて落ちるということからこの名前が付いたという（諸説あり）。

つがね落しの滝もヤバイけど、ホゲット石鍋製作遺跡はほんとヤバイです。
結構山の中に入っていくんですが、幽霊が出るので夜は絶対に行ってはいけません。

地元に真申（まさる）の幽霊屋敷っていう有名なのがあります。
なんでも、そこで写真を撮ったら鬼？般若？みたいな怖い顔が写っていたとか・・・
江戸時代の処刑場跡とか、炭鉱の跡とかいわれてて、今も成仏できない霊がいるんだそうです。
（真申＝まさると読みます）

つがね落しの滝の話が出ていたので、その近くのあまり知られていないスポットをひとつ。
滝の近くの山の中に目一つの坊と呼ばれる洞窟があります。
ここに隠れキリシタンが隠れていたという話です。
ここもキリシタン狩りにあい皆殺しにされたそうで、殺された隠れキリシタン達の霊が今もここに留まっておりつがね落しの滝より危険な場所です。