萩往還公園のそばに大屋刑場跡という処刑場の跡があり、萩ではちょっとした心霊スポットとして有名です。
萩藩の処刑場だったそうで、ここで斬首、磔刑（はりつけ）が行われていたそうです。
周囲は竹薮で、処刑された人を供養するための首切り地蔵があったり、そばを流れる小川の下流には、磔に使われた磔石が今も捨てられているそうです。
また、ここは、日本で初めて女性の解剖が行われた場所として知られているそうです。
日本で初めて解剖を行った山脇東洋の高弟で、萩藩の藩医だった栗山孝庵という人が、宝暦9年(1759)6月22日、磔になった女性をここで解剖したそうです。
ちなみに、磔になった女性は、夫を斧で殴った17歳の幼妻だったそうです。
刑場跡には「栗山孝庵　女刑屍体腑分之跡」という碑が建っています。

萩往還公園のそばの有料道路のトンネルの上に旧道があり、そこに「鹿背隧道」という内部が石積みの狭い古いトンネルがあります。
なんでも明治の中頃に造られた古いトンネルだそうですが、ここも幽霊が出るという噂です。

東ほうべん山（東鳳翩山）はマジで出ますよ。
その人の霊なのか分からないけど、2017年にはほうべん山トンネルの山口市側の手前のパーキングで女の人の焼身自殺とかもあって、いろいろと怖いって話です。