どうぶつ(霊)の森

動物霊が集っているという森
ある山間の小学校の近くに多くの動物霊が棲む森があるという。
近傍には日露戦争の忠魂碑(昭和11年(1936)建立)が立っている。
何故そこに動物霊が集り棲み付くようになったのか定かではないが、古くよりここには動物の霊が棲んでいたという。
特に怪奇現象が起こるといった様な話は聞かないが、感じる人、見える人にはその存在が分かるらしい。
半径1キロメートル圏内にはいくつかの神社仏閣が存在しており、何か手掛かりが得られないかと調べてみたが、特に怨霊や妖怪に纏わる伝承などは無かった。

森の中に何かあるのだろうかと入ってみようとしたのだが、生憎道らしいものが見当たらず断念した。

森のすぐ前の道では交通事故で小学生が亡くなっていると通りすがりのお婆さんが教えてくれた。






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