布施畑西公園と旧道

布施畑西公園北西端の未舗装の旧道
弥栄台(神戸市須磨区)の南西端、企業の大きな建物と住宅街に挟まれた細長い緑地がある。正式名称なのか否かは分からないが、俗に「布施畑西公園」と呼ばれている。公園の中央を貫くように遊歩道があり、北西に突き抜けた所には舗装が中断したままの道路がある。ここが俗に「旧道」と呼ばれている道で、学園都市の貝谷大池のほとりまで続いている。途中には、丘の上の展望広場などもあるが、特に整備等はされておらずただの広場である。

周辺の事情に詳しい方に教えて頂いたのが、ここ布施畑西公園周辺と、阪神高速の布施畑料金所の近くの「細道」と呼ばれる狭い一本道は、一部で心霊スポット、怪奇現象の起こる場所として知られているということだった。
あくまで噂であり真偽の程は定かではないが、公園か旧道で首吊り自殺があったらしく、それに関係があるのかどうかは分からないが公園や旧道の辺りではしばしば心霊現象が起こるという。
また、旧道と呼ばれる道は弥栄台の企業が立ち並ぶエリアの手前15メートル程の所で突然未舗装の草地となり、接続する道路にはバリケードが置かれ閉鎖されている。
道路が未完成(未開通)のまま放置されているのは、霊の影響で工事関係者に事故やケガが相次いで起こったため工事を中断せざるを得なかったとか、道を繋げると旧道を彷徨う霊が弥栄台に流れ込んでしまうため、敢えて道を繋げなかったという都市伝説の様な噂もある。
確かに700数十メートル程ある道路の内の僅か15メートル程を残して未開通のまま放置しているというのは不思議であり、このような憶測を呼んだのかも知れない。
実際の所、何故この様な中途半端な形で工事が中断されているのかについては定かではない。



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