五色塚古墳

五色塚古墳 兵庫県神戸市にある県下最大の前方後円墳。
4世紀末から5世紀初めの築造と推定される三段構築の前方後円墳で、全長194メートル、高さは前方部で11.5メートル、後円部で18メートル。墳丘は往時の姿を復元し葺石で覆われている。
地誌『播磨鑑』にも「錦ノ岡」という名前で紹介され、「仲哀天皇ノ陵ヲ仮ニ設ケシ所ト云ウ 霊気甚シト云ウ」とあり、昭和10年(1935)頃には後円部頂上には石龕(せきがん、神仏を納める石製の厨子)が祀られていた。
夜になると古墳周辺に無数の幽霊が現れるといった話や、古墳の上に白い人が立っているという話がある。

余談だが、平成14年(2002)頃、五色塚古墳の付近で頭部を粘着テープでグルグル巻きにされた死体が発見されるという事件があったという。


2010/07/24 追記
書き忘れ事項(誤記訂正)を追加。

文末の変死体発見の話は『墓に登る死体』(平成12年、浅黄斑 著、光文社 刊)という小説の話と判明。






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