播磨町の踏切

双子踏切
平成の初め頃、播磨町の踏切で人身事故があった。
付近に住む小さな女の子が特急電車と接触、電車は次の停車駅である明石駅までそのまま女の子を引きずって行ったという。
(通常、人身事故等が発生した場合その場で緊急停止するはずであり、これについては疑問が残る。)
この事故は当時、周辺では知らない人がいないほど有名な話だったらしい。

それから数日後。
亡くなった子供と生前よく遊んでいた子供の家に、昼となく夜となくその子が遊びに来るようになった。
可愛そうに思う気持ちはあるが、怖いという気持ちは否めない。
その家の人はお祓いをしてもらい、それからというものその子が訪ねてくることは無くなった。
ただ、その事が理由なのか否かは定かではないか、その家の人はほどなくして引っ越して行った。以後、築浅の綺麗な家だったが、長い間空き家のままだったという。

今もその踏切には浮かばれない女の子の霊が現れるといい、その踏切を避ける人もいるという。

播磨町内にはJR神戸線(JR山陽本線)と山陽電鉄が走っており、共に特急電車は明石駅に停車する。
町内には、JR神戸線の鉄鋳場(てっちゅうば)踏切(播磨町野添)、山陽電鉄の双子東踏切(同町二子)、双子踏切(同町二子)、双子西踏切(同町二子)、古宮踏切(同町古宮)、播磨町踏切(同町南大中2)、大中踏切(同町南大中2)、大中西踏切(同町北本荘1)、古田東踏切(同町古田2)、古田踏切(同町古田3)があり、何れの踏切のことなのかは分からなかった。
(画像は本文とは関係ありません)






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