光る墓石

光る墓石があるという墓地 あれは確か昨年(平成13年(2001))の事だったと思う。
知人から兵庫県のS町に夜になると光る墓石があるという話を聞いた事があった。だが、残念なことにその話を教えてくれた知人も人から聞いた話という事でそれ以上詳しい事は知らないということだった。
以来、私なりに色々と調べてみたのだが全く手掛かりが得られないままに1年近くが過ぎていった。
そんなある日、『姫路インフォメーション』というサイトの中に「姫路の心霊・廃墟スポット巡礼」(注1.)というコーナーがある事を知り、祈るような気持ちでそこの掲示板に情報提供を求める書き込みをさせて戴いた。
それから数日後のこと、たまやん様から詳細な情報を教えて戴く事が出来た。
数日後、お礼を兼ねたまやん様にメールを出させて戴いたところ、折り返したまやん様自身の体験談をまで聞かせて戴くことが出来た。

ここでその“光る墓石”について戴いた返答(書き込み)ならびに戴いたメールを原文のまま掲載させて戴く事にする。
尚、掲示板の書き込みはたまやん様ならびに「姫路インフォメーション」管理人様より、メール本文はたまやん様より転載、引用の承諾を得て使用している物である事をお断りしておく。

こんばんわ、○○(地名、管理人修正) の墓石についてちょっと知っています。
実は9年程前に大学の友人たちが8人全員同時に目撃したようです。
以下、その参加者の一人から聞いた話を投稿します。

・・・姫路出身の友人が、「絶対に出る有名な場所がある」と言うので、同級生8人で、深夜のドライブのつもりで参加した。
深夜2時ごろに現地に着いたが、はじめは何も見えず車の中で喋っていた。
ところが、突然山裾の墓場の石が光り始めた。
呆気にとられた彼らは言葉も出ずに見ていた。
すると光る墓石から人間の形をした白い影のようなものが出てきて、それらが何人もおり、墓の周りで踊っていた。
冗談半分だった彼らは必死の思いで逃げ帰ってきた・・・
と言う内容です。
ちなみにこの日は大学の課題の提出前で、学生のほとんど(私も)が学校に残って作業をしており、笑いながら出発していった彼らが朝方真っ青な顔で戻ってきたので、何事かと思いました。
あの顔は冗談ではないと思います。

以上が「姫路の心霊・廃墟スポット巡礼」の掲示板に寄せられたたまやん様の書き込み(抜粋)である。
次に、私がたまやん様より直接教えて頂いた体験談を読んで戴こう。

○○(地名、管理人修正)の墓石の件ですが、内容はBBSに記載したとおりです。
ただ、掲示板には書きませんでしたが、実は私も現地を訪れたことがあります。
確か95年の夏ごろだったと思いますが、友人ら3人で深夜の2時ごろに車で行きました。
初めは何も見えませんでしたが、その内何度も青白く墓石が光りだしたのを私も見ました。
周囲には光が反射すようなものはなく、国道312号線もかなり離れているので車のヘッドライトではないと思われます。当時は山陽道もありませんでした。
その時は半信半疑だったので、さほど怖いとは思いませんでした。
場所は○○
(地名、管理人修正)の集落内、掲示板でおっしゃっていた地点で間違いないと思います。
周辺に民家があるので、近所の方ももちろん目撃していると思いますが、あまり気にとめていないようです。

また、友人ら10人が目撃した時ですが、現地から逃げようとして来た道をバックせずにそのまま東進してしまい、林道に入り込み池のほとりまで入ってしまったそうです。
その時何かとてつもなく大きな黒い物体に追いかけられたそうで、相当恐ろしかったようです。
どちらにしてもかなりいわくつきの場所です。
私は霊の存在はよくわかりませんが、やっぱり何か、世の中にはよくわからないものがあるようですね。

以上がたまやん様からのメール(抜粋)である。
このように実際に目撃された方からの証言はとても貴重な資料である。

これらのご教示戴いた情報を元に現地を訪れてみた。
ある程度の場所はたまやん様から教えて戴いていたのだが、墓地の所在を確認するためとりあえず昼間に訪ねてみる事にした。生憎の曇天の下、あらましの見当をつけ現地へと向う。
そこは高速道路の傍、山裾の小さな集落だった。その(光る墓石のあるという)墓地は山裾にあると聞いていたのでそれらしい所を探してまわること数十分、集落の少しはずれ、山裾にそれらしい所を発見した。
田圃の彼方、山裾を僅かに切り開いたようにぽつんと小さな墓地がある。
立地条件から見ておそらくここに間違いないだろう。
しかし、墓地へ行くには道らしい道が無い。生憎の雨上がり、草についた露でズボンの裾を濡らしながら田圃の畦道を進んでゆく。そして小川(用水路?)にかかる丸木を束ねた橋をミシミシと踏みしめ進んで行った先に墓地はあった。
一見して普通の墓地で、かなり古い墓石から比較的新しい墓碑、それらに混ざって尖塔型の軍人のものと思われる墓碑が並んでいる。
一体どれが件の“光る墓石”なのだろうか?
残念ながら日没までには余りにも時間があり、所用の途中で立ち寄ったという事もありこの日は墓地の所在を確認するのみに終わった。しかし、そう広くない墓域の周囲は竹薮に囲まれ、夜に訪れるとなれば足元も悪い事からそれだけで十分な雰囲気が味わえるだろう。
いつどのような状況で光るのかは定かではないが、何れ時間を見つけ光る瞬間を映像に納めたいと思っている。

進展があり次第ここで報告して行きたいと思っている。

注.1 『姫路インフォメーション』様は現在も精力的にご活動中だが、サイト内の「姫路の心霊・廃墟スポット巡礼」は閉鎖されている。






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