首無し地蔵

地蔵尊
加古川に架かる粟田橋の西詰、100メートルほど下流に向かうと兵庫県道349号市場多井田線と堤防の上を走る河川管理用道路が分かれる所にコンクリートブロックで作られた小さなお堂がある。中には三体の地蔵尊が祀られている。
首無し地蔵と呼ばれ心霊スポットに分類されていたが、怪奇現象等の噂については定かではない。
昭和61年(1986)頃、地元の小学生がお堂と共に地蔵尊の頭部を破壊、そのため首無し地蔵と呼ばれていたらしい。
平成25年(2013)より始まった粟田橋の架け替え工事(注.1)に伴い、地蔵尊は現在の場所に移された。

令和2年(2020)にここを訪れた時は、三体の地蔵尊に特に欠損などは見受けられなかった。破損が酷かったため新たに建立されたのだろうか。

注.1 平成25年(2013)の台風18号の影響で中央部分が橋脚と共に沈下したため、兵庫県が架け替え工事を進めていた。平成28年(2016)7月9日開通。

参考
・国土交通省 報道発表資料
「平成25年9月の台風18号により被災した(主)三木宍粟線 粟田橋 の災害関連事業について」
https://www.mlit.go.jp/common/001022846.pdf







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