淡路島を一望する小高い丘の上に、地上8階建ての白い大きな建物が佇んでいる。ここはかつて、大手総合家電メーカーの研修センターだった。
昭和22年(1947)に創業した同社は、一時は松下電器(現 パナソニック)に次ぐ規模の電機メーカーへと成長。しかし、2000年代半ばの家電価格の下落や投資負担が響き、経営が悪化。平成21年(2009)にパナソニックの連結子会社となり、同23年(2011)には完全子会社化され、そのブランドは事実上消滅している。
その後、研修センターは不動産会社の管理物件となった。平成30年(2018)頃からホテルへ改装されるという噂が囁かれていたものの、現在に至るまで開業した形跡はない。
この研修センターと道を挟んで建つマンションの周辺には、老婆の幽霊が出るという奇妙な噂がある。
なぜこの場所に老婆が現れるのか、その理由は定かではない。ただ、調べてゆくうちに興味深い話を聞いた。
この奇妙な噂は地域住民の間では広く知られており、これまでに何度も警察へ相談が寄せられてきたという。住民の不安を解消するため、警察は今も周辺の巡回を行っているそうだ。
※おことわり
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