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ある寺院から墓地に向かう途中、鬱蒼とした森にぽっかりと洞穴のような穴が開いている。
雑木の中を潜り抜け、山道を少し歩くと木造の拝殿が見えてくる。昭和28年(1953)1月に再建されたものである。 本殿の中には三つの社殿が並んでいる。中央に豊穣の神大年神、右には琵琶湖の竹生島にある宝厳寺(滋賀県長浜市)から弁財天、左には宍粟郡(現 宍粟市)の鍋ヶ森神社(宍粟市千種町)から水神をそれぞれ勧請して祀っていると伝える。 当地はかつて水不足に陥る干ばつ地帯であったため、農業の神(豊穣の神)と共に水神を奉斎したのであろう。 以前は9月の秋祭において境内横の小さな建物に村人達が集まり雨乞いの行事を行っていたと言われている。 境内には「安永5年(1776)霜月14日」と刻まれた石灯籠1基がある。 神聖な境内を心霊スポットと呼ぶのは不謹慎だが、この神社の森で写真を撮ると奇妙なものが写るという。
※おことわり (2024/10/16 追記) |