県道309号線 小野-小柿間

県道沿いに祀られている地蔵尊
三田市の兵庫県道309号福住三田線には幽霊が出るという話がある。
県道309号の小野から小柿の間というだけで、残念ながらどの辺りに出るのかについては定かではない。
周辺は民家もまばらで、峠もあり、夜間に走ると多少の気味悪さはあるかもしれないが、一部の幅員狭小箇所を除いて片側一車線の交互通行となっている。

前述の様にどの辺りに幽霊が出るのかは定かではないが、気になった場所が在ったので参考までに少し記しておこうと思う。
小柿の道沿い、雑木林の中に四阿(あずまや)のような簡素な小堂に地蔵尊が二体祀られている。往来の安全を祈願して祀られたのだろうか。
地蔵堂の裏にある石 その二体の地蔵尊の裏に隠れるようにして高さ80~90センチほどの自然石と五輪塔の残欠の様な物、石碑の様な長方形をした自然石がある。お水が供えられていることからお祀りをされていることは想像に難くない。
これらの自然石や五輪塔の残欠は道路からは直接見ることは出来ず、地蔵尊の裏に回り込んで初めて見ることが出来る。何故、地蔵尊と共に祀らず、後ろに隠す様にされているのだろう。
何か謂れがあるのかと調べてみたが、何ら手掛かりを得ることは出来なかった。

また、小柿には池田筑後守勝正、池田三右衛門らの墓所と伝えられる五輪塔がある。



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