兵庫県明石市の明舞団地の公園内にある古墳時代末期の横穴式石室古墳。 昭和41年(1966)、団地の造成工事により現在地に移された。 その見た目から「防空壕」と誤解されていることもあるようだ。 また、前面に鉄格子が設けられていることから、子供の間では熊の檻(中に熊がいる)といった話や、中に古墳の主である死体(被葬者)或いはミイラが閉じ込められているといった噂もあったようだ。 深夜、この石室より白い煙のようなものが吹き上がるという話もある。 この古墳のすぐ傍には「白雲大明神」という小祠が祀られている。「白い煙」と「白雲大明神」という名前になにか因果関係でも有るのだろうかと考えてしまうのはいささか飛躍しすぎだろうか。 |