飲食店から帰宅途中の男性が道路沿いの側溝に転落して死亡するという事故があった。当時、側溝にはそれほど水は無かったようだが、男性が飲酒していたことによる溺死だったらしい。
因果関係は定かではないが、それと相前後してこの辺りで幽霊が目撃されるようになったという。
例によって本件について色々と事実確認をしてみたが、何ら証明となるような物は得られなかった。
連日様々なニュースが報じられている中、(この様な表現は不適切とは思うのだが)飲酒した男性が誤って側溝に転落して亡くなるという事故は載ったとしても地方紙に小さな記事として扱われるだけなのだと思う。
ただ、事実確認中に気になる記事を見付けた。
それは同じO市内の側溝で男性の遺体が発見されたという記事だった。
平成28年(2016)5月16日、市内K町の水路(幅約150センチ、深さ約80センチで、水深は約1センチ)の底で頭から血を流して仰向けで倒れている男性を見つけた通行人が警察に通報。警察によると、男性は既に死亡しており、事故と事件の両面で捜査中とのことだった。
その後亡くなったのは市内在住の無職男性(当時 56)と判明。
4日後の20日、兵庫県警捜査1課などは20日、傷害致死容疑で死亡した男性の知人でK町在住の無職、K容疑者(当時 27)を逮捕した。
逮捕容疑は14日未明、K町の路上で被害男性の頭部を殴るなどし、道路脇の側溝に転落させて死亡させたとしている。
K容疑者と被害男性は顔見知りで、事件当時市内の居酒屋や容疑者の自宅で飲酒、「ささいないざこざがあり、暴力を振るって死なせた」と供述している。
私が心霊スポットとして情報のご提供を頂いた場所(男性の転落死があった前後から幽霊が出るという噂のある場所)と男性の遺体が発見されたK町とは直線で2~3キロメートルほど離れているが、遺体発見当時はまだ明確に殺人事件と断定されていなかったこともあり、もしかすると様々な情報が錯綜したまま事件が断片的に伝わったのではないかとも考えたが、これらが同じものなのか全く別のものなのかの確認には至らなかった。
※おことわり (2024/08/18 追記)
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