西脇市野村の西部に大小五つ(現在、南端の池は埋め立てられて駐車場になっている)の池がある。五つの池の中で一番大きな池を「大池」(野村大池)という。バス釣りスポットとしても知られた池で、冬には鴨も飛来するという。
大垣内遺跡(西脇市大垣内字高町及び滝ノ下)の発掘調査報告書(兵庫県文化財調査報告書 第98冊 「西脇市 大垣内遺跡 -加古川河川改修に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-」 1991年3月、兵庫県教育委員会 発行)には、「西脇市で現在(平成3年(1991) 当時)知られている遺跡の内で最も古い遺跡(野村大池遺跡)」(注.1)とあり、縄文時代早期の細石器が表採されている。野村町は加古川と野間川の合流する平野部に位置し、古代より人々の生活が営まれていたことが伺える。 この池には溺れて亡くなった人の霊が成仏できないまま留(とど)まっているといい、池に近付いた人を引きずり込み溺死させるという。
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