平成5年(1993)、兵庫県のある小学校で六年生の女子児童が放課後、教室で友達とコックリさんをしていてパニック状態になり、過呼吸になって倒れた。その様子を見た女子児童らも次々とパニックとなり、他の女子児童ら数人も過呼吸の症状を訴えるという事があった。
この事があってから、この学校ではコックリさんが禁止された。
コックリさんの歴史は古く、西洋の「Table-turning」という占いが外国船員を通して日本に伝わったといわれ、明治18年(1885)から同20年(1887)にかけて全国的に流行した。その後、1970年代のオカルトブームでコックリさんは全国の小中高生を中心に広がった。なかでも思春期の女子生徒を中心に広がりをみせた。多感な時期にある少女たちは恋愛や勉強、友人関係などを占っていた。しかし、多感な時期ゆえ心理的影響が大きかったようで、強い不安や恐怖にさらされ、全国の学校でいじめ、不登校、集団ヒステリーなど様々な問題が発生。学校がコックリさんを禁止する事態が相次いだ。
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