猫屋敷 (H市)

ここが猫屋敷なのだろうか… 兵庫県のNという町に奇妙な建物があると聞いて訪れてみることにした。
寄せられた話によると、ある川沿いの砂州のような所に小さなレンガ造りの家があり、その中には無数の猫がいて、無数の白い花束が無造作に置かれてあるというものだった。

海に近いNという町を訪れる。情報にあったように川に沿って海の方へと河川敷を下って行く。
河川敷を歩いて行くとやがて河川敷も無くなり、川沿いの狭い道へと続く。普通車が一台通れる程度の未舗装の道は両側に草や雑木が生い茂り、不法投棄されたゴミの山が至る所に目につく。
ただひたすら川沿いに続く一本道を進む、所々に「立入禁止」の看板が見えるがそれとて道の横に押しやられていてもはやその役割を果たしていない。
歩けども歩けども見えるのは川と川沿いにある工業地帯ばかり…
すでに3キロほど歩いているが建物はおろか砂州らしきものさえ見当たらない。
「もしかしてフィクション(悪く言えばガセネタ)だったのだろうか…」
不安が脳裏をかすめるも最早引き返すことも躊躇われ、行ける所まで行こうと意を決して歩を進める。
あと僅かで川が海に注ぐという所まで来た時の事、道に無造作に散らばった白い造花を見つける。
「もしかして…」
半ば諦めていた私に一筋の光が見えたように思えた。
さらに進むと、確かに河口に僅かの砂州があり、そこには打ち上げられた大量のゴミが一面に散乱している。そして、そこに廃材を集めて造ったバラック小屋のようなものが見えた。
どうやらホームレスの家のようだ。庭とおぼしきスペースには囲いが施され4〜5羽のニワトリが放し飼いにされ、2匹の猫がいた。果してここが情報にあった猫屋敷なのだろうか。
しかし、さすがに小屋の中を覗き込んで確認するわけにもいかないのでこれ以上の確認は出来なかった。
砂州の端に供花のように刺された造花が印象的だった。

2018/03/16 追記
その後、この猫屋敷に近い駅の周辺に地元では心霊スポットとして知られる廃屋が在ることを知る。
現在、猫屋敷との関連について調べている。

2018/03/30 追記
周辺地域に「幽霊が出る廃墟」が存在するとの情報を確認。
猫屋敷、或いは上記の廃屋との関連について調査中。






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