大輪田橋

大輪田橋
神戸市兵庫区の清盛塚(平清盛の追善供養塔)の傍らを流れる新川に大輪田橋という大きな橋が架かっている。
大輪田の名は奈良時代に行基によって開かれた五泊の一つ「大輪田泊」から来ており、後に平清盛によって大修築された、神戸港発祥の港とも言える存在であった。

昭和20年(1945)3月17日の深夜、米軍のB29爆撃機、約70機が神戸を爆撃した。これが世に言う「神戸大空襲」である。
この時、この大輪田橋の下に避難した多くの人が皮肉にも空襲の炎によって発生した竜巻によって亡くなっている。


2003/08/04 追記
2003年8月2日。S様より以下の様な話をお聞きした。

大輪田橋の下に戦時中の防空壕?みたいなものがあるって聞いて見に行ったことがあるんですよ。
入口はトタン板みたいなもので塞がれてて入れなかったんですが、隙間から中を覗くと木の松葉杖がひとつ転がってて、それがすごく印象でした。






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