スパーランド

スパーランド ある田舎町に大きなスパーランドがあった。
何年か前に経営不振から廃業したが、平成12〜13年(2000〜2001)頃に別の経営者が再びここをスパーランドとして再開。当初は物珍しさもあってそれなりに賑わっていたようだが、設備の割に利用料が高かったことなどから徐々に利用者が減り、開業からわずか2年程で経営不振となり閉鎖された。
その後、放置されているうちに若者達の不法侵入に遭い、正面玄関のガラスはことごとく割られ、見るも無残な姿を晒していた。
廃墟化してからというもの、若者達の溜まり場や肝試しの場となっていた。

土地にも建物にも特に因縁めいた話は聞いたことは無いのだが、夜にここに入ると誰も居ないはずなのに何処からともなく人の声や足音が聞こえてくる事があるという。
すぐそばには墓地や池があることから、あるいは成仏できない浮遊霊がこういった廃墟に集まって来るのかも知れない。

平成18年(2006)暮れより解体整地工事が進められ、隣接する寺院の管理地となっている。
そして、スパランドの消滅と共にこの奇怪な話も人々の記憶から忘れ去られるのだろう。

2018/03/15 追記
平成28年(2016)、跡地に老人福祉施設が建設された。






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