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兵庫県神戸市、国道2号線を折れ北へ進路をとるとJRの線路を潜る高架橋がある。
高架の下は丁字路になっており、その突き当たり、北東の側壁に1辺3メートルほどの白いペンキで塗られた正方形がある。 下り坂の突き当たりにあるこの側壁は、これまでに何度と無くバイクの衝突事故があった。さほど見通しの悪い場所でも無いはずなのだが、どういった訳か突き当たりのはずの側壁(T字路)が真っ直ぐ続く道に見えるのだという。 ある時、この側壁に1台のバイクが正面から激突、その衝撃で投げ出された運転者は全身を強く側壁に叩き付けられ即死であったという。 その時の衝突で出来た影(痕跡)はいくら擦っても消えることがなく、遂にペンキが塗られたという。 2010/07/02 追記 不謹慎かと思い書くことを控えていたが、ずいぶんと昔の話なので書くことにした。
フォアフ(注1.)と言われそうだが、私の友人SKの義兄の同僚がバイクでこのT字路の突き当りに正面から衝突して亡くなっている。 注1. "friend of a friend"=「友達の友達」の略。噂話や怪談、都市伝説などで使われる「友達の友達の話(体験談)なんだけど~」という定番の前置き。 |