T団地

兵庫県南東部、周囲を川に囲まれ半島のようになった三角州に出来た町がある。
かつてこの町には遊郭が存在していた。昭和29年(1954)、駅前にあった遊郭がここに移転。最盛期は70軒ほどの妓楼が建ち並び、400人近くの女性が働く花街として賑わいを見せていた。
後年、暴力団の抗争事件などがあり、環境は悪化。更に、売春防止法(1956年制定)が施行され、警察の再三の取り締りにより遊郭は衰退、そこに止めを刺す様に阪神淡路大震災により大きな被害を受け消滅した。

そんな激動の歴史を持ったこの町の川沿に、壁のように聳える古い高層住宅がある。昭和55年(1980)に住宅地区改良法(1960年制定)に基づき建設された。
人が生活している気配を感じないその佇まいは、まるで廃墟のようにさえ感じる。
建てられてから46年以上が経過したこの高層住宅は、老朽化に加え、耐震性能に課題があるということで、市による市営住宅建替等基本計画に基づき廃止が決定。平成29年度(2017年度)より住民の移転が進められ、167戸のうち現在は数戸のみとなり、4階以上は供用が停止されている。
これまでに数度の飛び降りがあったといい、幽霊が出るという噂がある。
夜、通路を歩いていると後ろから誰かの足音が付いて来る。気になって振り返るとそこには誰もいなかった…というようなことがたびたび起こったという。
誰も住んでいない真っ暗な部屋の窓から日本人形のような顔が覗いていた、少女や子供の幽霊を見たという話もあるようだ。

平成28年(2016)には、家族間のトラブルから、が弟を刺殺するという事件が起こっている。

平成19年には、同町内でミイラ化した首吊り死体が発見されるという事もあった。

※おことわり
(1) 本記事の内容は“ミステリースポット”の紹介として掲載をしているものであり、特定の地域、人物、組織(企業、団体、機関等)、住宅等の名誉棄損、誹謗中傷、揶揄等ならびに業務の妨害等を目的としたものではないことをご承知おきください。
(2) 可能な限り事実確認、検証をしておりますが、情報源は風聞によるところも多く、とりわけ「怪談」や「不思議な話」といった類の物としてお読みいただければと存じます。
(3) 一切の名称、所在地及びそれらに類する情報、及び画像等については公開できことないことをご承知おきください。



本ページはフレーム構成となっております。
左端にメニューが表示されていない場合はこちらからどうぞ。