何処にでもある様な閑静な住宅街。その一角に事件の現場は存在している。
詳述は避けるが、ここのある家で平成26年(2014)8月、口論となった父親が息子をナイフで刺し殺すという事件がった。
余談になるが、逮捕された父親の名前には非常に珍しい字が用いられており、一部のPC等の環境下ではフォントや文字コードでは表示できないため「〓」(下駄記号)と表示されることもある。
当該の文字は、記紀(『古事記』と『日本書紀』)で神産みにおいて伊邪那岐命(伊弉諾神)が迦具土命(軻遇突智)を斬り殺した際に生まれたとされる水神を意味する文字である。
どの様な理由があったのかは私などには知る由も無いが、神の名を頂いた男が酒に酔って口論の末に息子を刺殺するとは何とも皮肉な話である。
参考 : 息子をナイフで刺した疑い 殺人未遂容疑で父親逮捕 神戸新聞 2014年8月8日
※おことわり (2024/08/18 加筆編集)
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