アンテナ

六甲山の山頂(標高931m)付近には自衛隊六甲無人通信中継施設が置かれており、中継アンテナが設置されている。
真偽の程は定かではないが、アンテナから発射される電磁波は強力な電子レンジの様な物だという。
アンテナ周辺で大量の鳥が死んでいたという話もあり、六甲山での幽霊の目撃談が多いのは、電磁波が脳に影響を及ぼして幻覚を見せているのだといわれる。

余談だが、昭和19年(1944)太平洋戦争の激化により、阪神間の防衛の為に六甲山にも日本陸軍の高射砲陣地が複数設けられた。
戦争終結後、高射砲は米軍により接収され、米軍の巨大なパラボラアンテナが設置された。平成4年(1992年)に返還されるまでの約半世紀の間、近畿地方で唯一の在日米軍施設(注.1)として民間人の立ち入りができなかった。
返還後、同地に自衛隊六甲無人通信中継所施設が置かれた。

※ 電磁波が人体に及ぼす影響についてはここでは一概に論じることは出来ないので、「送電線 アンテナ 電磁波 人体への影響」等の語彙で検索して頂きたい。

注.1 平成26年(2014)、近畿地方内では京都府京丹後市丹後町に経ヶ岬通信所が新設されている。



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