ご投稿 : Nightmare 様
六甲山の名前は「ムコ」(牟古、務古、武庫、六児、六甲)という地の背後に聳える山ということから、ムコ山と呼ばれた事に始まるという。
伝説では仲哀天皇と先の皇后大中姫の間に生まれた、麛(注.1)坂皇子(かごさかのみこ、香坂王)、忍熊皇子(おしくまのみこ、忍熊王)が、父仲哀天皇亡き後、継母神功皇后に対し反旗を翻し、韓国に遠征に赴いていた神功皇后をここムコの地で待ち受けた。 その様な伝説があることから、六甲山で自動車事故を起こすと必ず首のケガをするとか、或いは首の骨を折って死ぬといった噂がある。
しかし、ここで注目すべきは怪現象の対象が自動車事故に限定していること。
注.1 麛 :「鹿」の下に、左側に「弓」、右側に「耳」 |