手招き地蔵

六甲山に「手招き地蔵」と呼ばれるお地蔵さまがある(あった)という。
場所は裏六甲のカーブ、六甲山の峠、六甲山の何処か、甲山大師道、五ヶ池ピクニックロードとも言われるが詳しい事は分からない。
そのお地蔵さまは右手を上げ手のひらをこちらに向けるようなお姿なので、車のライトでお地蔵様を照らすと(カーブなので光が横に流れるからとも、パッシングともいう)光の加減によって手を振っているように見えたり、手招きしているように見えたりするという。
この時、バイバイするように手を左右に振っているよに見えれば大丈夫だが、手招きするように見えたら、それはあの世に手招きされているという事で、カーブに激突する等の事故に遭って死ぬのだという。
また、お地蔵さまの手が動かないことに腹を立てお地蔵さんに石を投げつけた人が六甲山で事故に遭い亡くなったという話もある。
西宮市の満池谷墓地にある「手振り地蔵」にも同様の話があり、そこから派生したものか。


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