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丹後地方某所、付近は古くより風光明媚な土地として知られ、室町時代には代々の足利氏が保養に訪れていたという記録がある。周辺からは黒漆の上に朱漆で花や鳥が描かれた装飾が施された当時の漆器が出土している。
海を望む高台の別荘などが立ち並ぶ高級住宅街。その丘陵斜面に広がる住宅地の一番上、海を一望する絶好の立地に放置されたままの一軒の別荘があった。 平成14年(2002)の年の瀬、夫の不倫を知った妻がこの別荘で愛人と会っている夫を直撃。二人は口論となった末、妻が夫を殺害してしまう。この事件は当時新聞にも載ったというが確認には至らなかった。 事件後この別荘は売りに出されたが、事故物件という事に加え気味の悪い噂(詳細不明)が立ったらしく、買い手が付かないままだった。 高級住宅街という事もあったのだろう、不動産会社は別荘を解体して新しい家なり別荘なりを建てようとしたが、別荘を取り壊そうとすると必ず工事中にトラブルや事故が発生し工事は中断。長い間取り壊されないまま放置されていたという。
まだ建物があった頃の画像(2013年撮影)を見ると、二階には三方向に海を臨む大きなバルコニーが造られた立派な建物だったようだ。
※おことわり |