皇子が丘公園交通公園

皇子が丘公園交通公園
大津市皇子が丘、山上町にある皇子が丘公園は面積約15.1ヘクタールの都市公園。公園内には体育館、温水プール、交通公園などを備えている。近接して皇子山総合運動公園があり、こちらには陸上競技場、球場などがある。
その皇子が丘公園の北端の舌状台地の様に突き出した場所に交通公園がある。
昭和43年(1968)度に児童を対象とした交通ルール、交通マナー等の交通安全知識の普及、啓発に努めるという目的で交通公園が整備された。昭和62年(1987)4月まで滋賀県の交通対策課が維持管理運営を行ってきたが、同5月、維持管理が県の公園緑地課へ移管され、平成18年(2006)度からは指定管理者により維持管理事業が行われてきた。

夕闇の迫る中交通公園を訪れる。
車道を模したと思われる道路部分の両側には落ち葉が積もり、張り出して来た木の根でアスファルトが盛り上がっている所もあった。
皇子が丘公園とは違い雑木が鬱蒼と生い茂り、街灯もまばらにしかなく、日でも薄暗いのではないか思われた。

この薄暗い公園に幽霊が出るという。
どのような幽霊が出るのか、どういった怪奇現象が起こるのか、具合的な話を聞くことは出来なかったが、ここに幽霊が出ると言われたらすんなりと受け入れられる気がする。
2010年12月9日の毎日新聞地方版に、「大津市は(同月)8日に皇子が丘公園交通公園を来年度限りで廃止し、新たにスケートボードやローラースケートなどの若者向けスポーツ施設を整備する方針を明らかにした。」とあった。(注.1)
限られた時間の中、辺りも薄暗くなっていたこともあり隅から隅まで歩いたわけではないが、整備された(?)交通公園には前述の「スケートボードやローラースケートなどの若者向けスポーツ施設」は見当たらず、汽車や飛行機をモチーフにした土管の遊具だけがひっそりとあった。

皇子が丘公園の西方、国道161号線を挟んだ旧大津陸軍墓地も心霊スポットとして知られている。

注.1 皇子が丘公園交通公園廃止、若者向けスポーツ施設に 大津市が方針 滋賀(毎日新聞 地方版 2010年12月9日)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101209ddlk25040489000c.html(リンク切れ)



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