黒丸パーキングエリアのトイレ

黒丸パーキングエリアのトイレ
黒丸パーキングエリアは名神高速道路のパーキングアリアのひとつで、昭和39年(1964)4月12日に供用開始。上り線側パーキングエリアにはフードコートをはじめ、約400平方メートルのドッグランが併設され、大型車用駐車スペース70台、小型車用駐車スペース199台、二輪車用駐車スペース4台、トレーラー用駐車スペース4台を備える。

この黒丸パーキングエリア上り線の女子トイレ(或いはトイレの前)には、顔にかかる長い黒髪をそのままに、生気の無い青い顔をした女性の幽霊が立っているという。現れるのは女の子の幽霊という話もあるが、同じ女性のことを言っているのか否かは定かではない。
誰もいない女性用トイレ(の個室)からひとりでに水が流れることがあり、女性の幽霊の仕業だと言われている。
確認した限りでは、死亡事故やトイレでの自殺などは無かったようである。

ひとつの可能性として「自動洗浄機能」或いは故障の可能性について少し書いておきたい。
男性用小便器の場合、小便器トラップの封水切れ防止および配管の尿石付着抑制のため、人がいなくても定期的に洗浄させる「設備保護洗浄機能」が考えられるが、女性用トイレに小便器は無い。
そこで考えられる可能性としては、使用者が水を流さなかったときのために使用後便器を離れると自動的に便器を洗浄する「自動洗浄機能」の作動が考えられる。また、近年よく見られる人感センサー(赤外線センサー)による自動洗浄機能等もあり、これらが何かに反応した可能性も否定できないのではないかと思われる。(女性用トイレがセンサー式か否かは確認出来ないので、飽く迄仮定の話である。)
或いは、単純にパッキン類の劣化やバルブ等の故障による水漏れ等の可能性もあるかも知れない。
参考までに書いておくと、黒丸サービスエリア上り線側の女性用トイレは和式4、洋式19となっている。

余談になるが、黒丸サービスエリアのある住所は「東近江市蛇溝町」という。
蛇溝(へびみぞ)町は蛇砂(へびすな)川左岸平野部に位置し、地名の由来は村の人々を苦しめていた大蛇を行基が退治したことによるという。



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