馬飼大橋
(付 橋の下の小屋、祖父江砂丘、ピクニック広場)

馬飼大橋(馬飼頭首工) 誰がそう呼び始めたのかは分からない…人呼んで“魔界大橋”。
安直なネーミングというか、まさに心霊スポットに相応しい名前と言うべきか…
賛否両論あるとは思われるが、愛知県No.1心霊スポットとも言われる。

木曽川に架かる馬飼大橋(まかいおおはし)は、愛知県稲沢市と岐阜県羽島市を繋ぐ岐阜県道・愛知県道134号桑原祖父江線に設けられた橋で、木曽川本川下流部に建設された馬飼頭首工(まがいとうしゅこう、別名 木曽川大堰)という巨大な堰の上部に架かっている。
元々は堰の管理用道路として使用されていたが、昭和51年(1976)2月26日より岐阜県道・愛知県道134号桑原祖父江線として供用されるようになった。

主に語られる話としては、深夜にここを(主に徒歩や自転車で)通ると、上流側(北側)の水門の上、或いは上流側(北側)の橋の欄干の所に人(幽霊)が立っているという。その幽霊を見た者は川の中に引きずり込まれるという。
また、馬飼頭首工の水門が開く瞬間を見ると家族に不幸があるといった話や、深夜に北側の川面を写すとかなりの確率で心霊写真が写るといった話もあるようだ。

古くは、江戸時代中期の宝暦年間(1754~1755年)に幕命により治水事業(宝暦治水)が行われるまでは、川の氾濫を治めるため度々木曽川左岸の馬飼村から現在の東海大橋の辺りに人柱が立てられたという話がある。
馬飼頭首工建設後は、平成2年(1990)頃をピークに事故や自殺で亡くなった方の遺体がこの水門付近や祖父江砂丘で発見されることが何度かあったという。それ故、祖父江砂丘もまた心霊スポットと言われている。
事実関係は未確認だが馬飼大橋の上流近くで泳いでいた男性2人が水門に吸いこまれて溺死するという事故があったという話もある。(馬飼大橋上流600メートルから下流側、東海大橋までの区域は利用禁止区域となっている。加えて水門開放時に泳いでいたとは考えにくく、事実であるなら水道用水等を取水する取水口に吸い込まれたのかとも思われる。)
岐阜県羽島市側の馬飼大橋の下には多くの犬や鳥の死体が放置された小屋があり、そこにも幽霊が出るという話がある。
他にも、馬飼大橋より1.5キロメートルほど上流にある祖父江緑地のピクニック広場周辺の雑木林では何度か首吊りもあったらしく、地元の人の中には気味悪がって近寄らない人もいるという。






本ページはフレーム構成となっております。
左端にメニューが表示されていない場合はこちらからどうぞ。