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愛知県某所、住宅地と田畑がパッチワークのように広がる一角に8階建ての高層住宅がある。上空から見ると平行して建つ二棟のツインコリダー(注.1)型の住棟の北側端部からそれぞれ片廊下型住棟が角の様に突出し「ハの字」になっているという特徴的な形をしている。(平面図なり空撮写真なりを載せれば一目瞭然なのだが、それをしてしまうと場所が容易に特定されてしまうのでそれは控えさせていただく。)
ここでは、これまでに数度飛び降りがあり、火災による焼死、遺体発見(孤独死)などがあった。 夜遅くになると住宅の廊下などを幽霊が彷徨っているという噂がある。 この話を教えて下さった方から、愛知県は織田信長の生まれた土地であり、ここも織田氏ゆかりの土地だと教えて頂いたが特に特筆するような話は残されていないようだった。
注.1 ツインコリダー(twin corridor)とは建築用語で、二列に配置した廊下を有し中央に吹き抜け状の構造をもつ形態を指す。
※おことわり |