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「尾張津島天王祭」、「尾張津島藤まつり」で有名な津島市の天王川公園は、大正9年(1920)天王川の跡に開設された公園で、公園中央にある丸池は天王川の名残りとして知られている。
天明5年(1785)、かつて町の中を流れていた天王川(佐屋川の支流)に大堤を築きこれを堰き止めて入江とした。この入江の部分が今に残る丸池である。 池の中には中之島、神葭(みよし)島という二つの小さな島があり、神葭島は、毎年尾張津島天王祭の最後の締め括りとして「神葭納め神事」が行われる神聖な場所である。 地域交流の中心的な役割を担い、昭和初期には競馬大会やオートバイレースなどが開催された記録もある。 昭和10年(1935)の猿動物園の開設に始まり、その後動物舎が増設され無料の動物園として開放されていたが、平成10年(1998)に閉園となった。 昭和58年(1983)、動物舎の跡に「日本最大の藤棚」が完成。藤の開花時期の4月下旬〜5月上旬には「尾張津島藤まつり」が開催される。
詳しいことは分からないが、一部ではここは心霊スポットといわれているらしく不思議な体験をした人がいるという。 |