つとむ君の墓

ご投稿 : ha ge 様

2007-02-19

一庫ダムの噂の16番(報告書 湖沼の怪「一庫ダム」参照)にかかれていた「つとむくんの墓」ですが、これは私は現物を見ました。うそでもなんでもなくほんまに見ました。
もちろん、噂を聞いた誰かがいたずらで作ったものを見たという可能性は否定できませんが・・・

それを見たのは、今から10年ほど前です。
念願の車を購入した当時22歳の私は、川西に住む連れを誘って良くドライブというか散策に出かけていました。
散策といっても、車を買ったばかりの私は車を走らせるのがほとんどの目的だった為、どうしてもハンドルを山のほうへと向けてしまいがちで、その日も連れと二人で一庫へ上がりました。
その日は一庫ダムの手前、管理施設の駐車場に車を止めてダムの上を歩いて反対側に渡り、渡りきったところ右手の柵が乗り越えられそうだと以前からめをつけていたので、そこへ入ってみようという計画でした。
普段ドライブは深夜に行っていたのですが、その日は山へ入るということで昼間に出かけたように記憶しています。

一庫ダムに着きダムを渡って柵を乗り越え、山肌にそってものの一、二分あるくと、なにか盛られた土に板が刺さっているのを見つけました。
多分、誰かがペットの死体を埋めたんだろう。とおもい近づいてみると、板切れには「つとむくんの墓」と書いてありました。
離れて歩いていた連れを呼び、これはなんだろうといったのですが、連れが気味悪がったのでそのまま早々にその場所を後にしました。
そのまま車に乗り込み、川西市外へ降りる道すがら、先ほどの墓らしきものについて話し合いました。

まず、ペットの墓ではないか?しかし、ペットに「つとむ」とい名前をつけ、尚且つ「君」付けするだろうか?
では、ほんとうに人間が埋まってる?しかし、わざわざ人目の付かない立入禁止の山に捨てたのに、墓標をたてるだろうか?しかも「君」付けするだろうか?

などなど、色々考えましたが結局結論は出ず、その後もその連れとはその話はしていないです。

これが、私が見た「一庫ダムのつとむくんの墓」の全てです。
少しでもお役に立てばとおもいます。

ps:今からその連れに、そのこと覚えているか?ってMailしようと思います。なにか書き忘れがあれば追々Mailおくります。


このメールを頂いた3週間ほど後、ご投稿者様が当時一緒につとむ君の墓を見たというご友人に連絡を取って下さり、次の様なメールをくださった。


2007-03-09

その後一緒に行った友人とMailしたのですが、昔のことで記憶が定まらないことと、とにかく気味悪かったという印象があるだけ(彼いわく「あそこはガチ」だそうで・・・)でした。
お役に立てずじまいですみません。
また、私も既に独身でなくなかなか自由な時間がとれないので、再び見に行くというのは難しいのですが・・・できればもう一度確かめに行きたい気もします。






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