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 イーエスコウ城の人形 【デンマーク オーデンセ】 (ご投稿 : Nightmare 様)

アンデルセンの故郷として知られるデンマークのオーデンセには、イーエスコウ城(Egeskov Slot)というルネッサンス様式の美しい水上城郭がある。
イーエスコウ(Egeskov)とは、デンマーク語で「樫の木の森」という意味で、この城を築く時、樫の木の森ひとつを伐採し尽くしてその基礎とし、湖の中にこの城を築いたことからこの名が付けられたと言われる。
近年TVでも採り上げられたので、ご存知の方も居られると思うが、この城の屋根裏には「絶対動かしてはいけない」と伝えられる古い人形がある。
この人形、木製のようで、どうやら男の子らしいが、薄汚れたクッションの上に、あたかも討死したかのような体勢で置かれている。
しかも、よく見ると微妙に手足が欠けている・・・
古くからの言い伝えによると、この人形を少しでも動かすと、城は湖の中に沈んでいくと言われているのだ。
これまでに何度かの改修工事が行われてきたが、人々はその言い伝えを信じ、400年間もそのままの状態になっているという。



 餓鬼を呼ぶ 【日本 場所不明】 (ご投稿 : ルパン酸性 様)

餓鬼を呼び出す方法があるという。
それは、握り飯とお水を供え、手をあわせると常に飢餓状態にある餓鬼はすぐに降りてくるという。
真偽の程は定かではないが、試さないほうが身のためだと思う・・・



 ぎょうさん 【日本 場所不明】 (ご投稿 : 祝ってやる 様)

ある地方にパワースポットとして知られる巨石があって、その近くのトンネル(なんとか隧道?)は有名な心霊スポットだそうです。
その地方には「ぎょうさん」と呼ばれる巨大な顔だけの霊がいて、死期が近付いている人間の前にそのぎょうさんが現れるそうです。
ほんとにあった呪いのビデオでいってました。
呪いのビデオネタばかりですみません。

【備 考】
徳島県、香川県、高知県、東京都八王子市などには、「夜行(やぎょう)さん」という首切れ馬に乗った一つ目の鬼の姿(諸説あり)をした妖怪の話が伝わっている。



 恐怖の殺人山 【アメリカ アリゾナ州】 (ご投稿 : jyojyo 様) 

アメリカのアリゾナ州にあるアリゾナ砂漠の外れに「スーパースティション山」(Superstition Mountains)という山がある。人々はこの山の事を「殺人山」と呼び恐れているという。
この山は、訪れた者を突然狂わせてしまう魔の山と言われ、これまでにここで何百人もの人間が命を落としたか分からない。
ある者は焼き殺され、ある者はバラバラにされて山中で死んだ。
この山には人を狂わせる妖気の様な何かが漂っている。
これまで何百人もの人間が命を落としているという事実だけが不気味に浮かび上がってくるだけで、その原因は杳として知れない。

しかし、ご投稿下さったjyojyo様の考察によると、現在はハイキングコースにもなっており、殺人山の話は聊か疑問が残るとの事だった。
ただ、ここには金鉱があるため、この山に人が近づかない様に作り上げられた話ではないかと述べられていた。

【備 考】
jyojyo様からご投稿を戴き、それを元に私が調べて分かった事を少しばかり補足させて戴こうと思う。
このスーパースティション山地には「ロストダッチマン鉱山(Lost Dutchman's Mine)伝説」という埋蔵金か金鉱に関した有名な話があることが判明。
1800年代中頃のこの辺りは、険しい山地ばかりで、スーパースティション山地は猛々しいアパッチ族インディアン(Apache Indians)の聖地であり、また彼らの堅固な要塞でもあったため、みだりに足を踏み入れた者(部外者)は彼らの襲撃に遭い、皆殺しにされ、身体の一部がない遺体となって回収されたという。
おそらくはこの話がベースになっているのではないかと思われる。
ちなみに、ロストダッチマン鉱山の金を求めて、この禁断の地に足を踏み入れた人々のうち、明確に分かっている例だけで少なくとも8人が命を落とし、他にも多くの人が行方不明のままになっている。



 昆池岩精神病院 【韓国 昆池岩】 (ご投稿 : タムラ キクヤ 様)

韓国にある昆池岩(コンジアム)精神病院という精神病院の廃墟がすごいらしいです。
「大韓民国三大凶家」と言われ、管理人さんもご存じかも知れませんが、2012年のアメリカCNNの選んだ「世界で最も鳥肌の立つ場所」にも選ばれました。
本当かウソかわかりませんが、入院患者が次々と死んだので閉鎖された、医院長が精神病になった、医院長が患者を惨殺した、建物(病院)の所有者は行方不明になっている、といった噂があります。
韓国の若者たちの間では「恐怖体験の聖地」と呼ばれているそうで、夏になると大勢の若者が押し寄せるため、警察には地元住民から最低一日一件は苦情がくるほどだそうです。日本も韓国もそのあたり同じなんですね(笑)



 サイパル山の吸血植物 【ネパール サイパル山】 (ご投稿 : jyojyo 様)

ネパールのサイパル山(Saipal Chuli、7034m)の中腹には恐ろしい吸血植物が生えている。
草姿はツルバラに似ており、紫色のツタには細い無数の針を持つ。
このツタは動物の血の匂いを嗅ぎ分ける事が出来るのか、人間や動物が近づくと瞬時にツタで絡み付き、血を吸い始めるという。

ご投稿下さったjyojyo様の考察によると、サイパル山周辺は貴重なサイパル水晶が産出することから入山規制区域に指定されており、スーパースティション山同様部外者の入山を阻止するために作られた話ではないかとのことだった。
事実、この吸血植物の目撃者も居なければ、写真の一枚も存在しないと述べられていた。
また、吸血植物は無いが食人花は有る様だとの事で、下記の記事をご教示戴いた。
『怪奇!【 食人花 】みつかる!』
http://psyco.jp/heliboy/liar/11.html
管理人的には情報元の「liar man」というサイト名が気にならないでもないのだが(苦笑)

【備 考】
余談だが、明治29年(1896)1月22日の『都新聞』によると、マダガスカルのコードス人の間では「蛇の木」と呼ばれる吸血樹が神として崇められている事が記されている。
これもツル状の葉で人間を締め上げ血を絞り取るのだという。
この記事とて眉唾物の感は否めない(苦笑)



 死体を洗う 【日本 場所不明】 (ご投稿 : じいさん 様)

昔からある墓地は必ずといっていいほど傍に池があります。これは、昔土葬だったころ、池で仏さん(遺体)を綺麗に清めてから埋葬する風習があったからだと聞いたことがあります。

【備 考】
これらの話に関係があるのか否かは分からないが、墓地の側に「墓池」という名前の池が存在する例として、小野市王子町の墓池、三木市加佐の墓池などがある。



 しょくいん 【日本 北陸地方・中国】 (ご投稿 : みみまる 様)

子供の頃、弟の妖怪図鑑(?)みたいな名前の小さな本で「しょくいん」(ひらがなで書いてあったと思います)という妖怪を見て、未だにちょっとしたトラウマになってます(llllll゚Д゚)
ページいっぱいに頭がおじいさんで体が蛇の妖怪が描かれていて、北陸地方の妖怪と書かれていました。
当時北陸地方に住んでいた子どもの私は、こんなのが出てきたらどうしようってずっと怖がってました。
大人になった今でこそ笑い話ですが、今でもあの絵を思い出すとちょっと怖いです(笑)

【備 考】
古代中国の地理書『山海経』(せんがいきょう)の巻17「海外北経」に登場する、人間の頭に蛇の体を持った中国の神「燭陰」(しょくいん)のことと思われる。



 死を呼ぶ人面花 【ブータン】 (ご投稿 : jyojyo 様)

触れるとかぶれる植物や摂取すると死に到る植物はわりと知られているが、それよりも恐ろしい植物がある。
それがヒマラヤ山脈の東外れ、ブータンの山に咲くと言われる「人面花」だ。
数年に一度、人の顔に似た花を咲かせるその植物は、死者の霊が憑いていると信じられており、その花を見た者は必ず数日後には死ぬと言われていることから、土地の人々は誰も近付こうとはしない。

【備 考】
余談だが、中南米のエルサルバドルやグアテマラには「アリストロキア・サルバドレンシス」(Aristolochia salvadrensis)というウマノスズクサ科の常緑低木の花が人の顔に似ている事で知られている。
もっとも、「アリストロキア・サルバドレンシス」には見ると死ぬという話はない。



 ジンクス 【日本 場所不明】 (ご投稿 : 夜深猫 様)

最近、うちらのクラスでは、階段の二段目を踏むと不幸になると言うジンクスがあります。



 人面花 【ブータン】 (ご投稿 : Nightmare 様)

ブータンの奥地には人の顔そっくりの花を咲かす「人面花」という植物があると聞き及んだ事があります。これを見たものは必ず死ぬという話です。



 卵鬼神 【韓国 大邱】 (ご投稿 : はな 様)

韓国の怖いお話(都市伝説?)を紹介させてもらいます。
韓国の大邱(テグ)の中学校には、卵鬼神(韓国語で달걀귀신、タルギャルキュィシンまたは、タルギャルクイシン)というお化けがでるという話があります。
卵鬼神という名前が示す様に、卵の様な体から細い手足が出ていて、逆立ちで歩くそうです。歩く時に、頭が床に当たるので「トン、トン、トン」というノックの様な音を出すそうです。
逆立ちで歩くので、トイレの個室のドアの下の隙間から覗いて来るそうです。

聞いた話では、大邱のある中学校で女生徒がトイレの一番奥の個室に入っていたそうです。すると、誰かが来て、入ってすぐの個室をノックします。誰もいないのが分かるとそれは隣の個室へ、誰もいないのが分かるとまつ隣の個室へ。
こんなことを繰り返して、それは遂に女生徒のいる個室の前に来たそうです。
そこで、恐る恐る女生徒がドアの下の隙間から覗いたところ、このお化けと目が合ったそうです。
女生徒はそのまま気を失ってしまったそうです。



 蛇と魚の合いの子 【東南アジア】 (ご投稿 : ぽんちゃん 様)

おじさんが東南アジアの方に旅行に行った時、見世物小屋で蛇と魚の合いの子 といわれる蛇のような頭をしたウナギのような魚?を見たそうです。
見たこともない不思議な姿をしていたそうです。

【備 考】
後日私が調べました所、それはおそらくスズキ目キノボリウオ亜目タイワンドジョウ科の「コブラスネークヘッド」(学名:Channa marulia)と呼ばれる魚の様です。スネークヘッドという名前が示すように、頭部の形状が蛇のような魚で、日本のライギョもその仲間ということです。



 放送できなかった番組 【日本 場所不明】 (ご投稿 : M 様)

これは、かなり以前に知人のM様から聞いた話で、今となっては話の出所が何に拠るものなのか定かではないのだが・・・

ある放送局が番組制作のため街頭で撮影をしていた時のこと。
画面正面に一人の男性が立ちはだかり、撮影の妨げになったのでカメラマンが傍に居たスタッフにその男性にそこをどいてもらうように頼んだ。
それを聞いたスタッフは、「そんな人はいない」と答える。
しかし、カメラマンには確かに正面に男性が立っているのが見える。
何度となくカメラマンとスタッフの間で押し問答が続いた。
「何をバカな事を言っているんだ・・・」少々怒り気味にカメラマンがカメラを置き、自分の目で確かめると、そこに件の男性は居なかった・・・
その後、カメラマン、スタッフ達がスタジオに戻り、撮影したフィルムを再生すると、そこに居るはずの無い男性がしっかりと写っていたのである。
誰もが押し黙ったままだった・・・

結局、そのフィルムは“お蔵入り”となり、放送されることは無かったという。



 真夜中のラーガ 【北インド】 (ご投稿 : Nightmare 様)

北インドの古典音楽に「真夜中のラーガ(マールカウンス)」という曲がある。インドの古典音楽をされる人の間では、深夜にこの曲を練習すると幽霊が現れるというジンクスがあるという。



 幽霊画廊 【場所不明】 (ご投稿 : S 様)

聞いた話なので詳しい事は分からないんですが、ある資産家の屋敷に強盗が侵入し、資産家の夫婦を殺害。犯人は金目の物を奪い逃走。
懸命の操作にもかかわらず、結局事件は迷宮入りとなり未解決のままに時間だけが過ぎました。
しかし、そんな惨劇のあった屋敷をそのまま放って置くわけにもいかず、親族が残された家財道具などと共にその屋敷を売り払ったそうです。
ただ、殺害された夫婦の返り血を浴びた油絵だけはさすがに誰も手をつける者がなく、そのままになっていたそうです。
屋敷は結局買い手がなかなか付かず、不動産屋が管理するも、何度も転売され、やがて管理者が不明になっていたそうです。
やがて主を無くしたその屋敷は朽ち果て、廃墟となり、いつしか「幽霊画廊」と呼ばれるようになっていたと言います。
そこでは、殺害された夫婦が幽霊となって、肝試しに入ってきた者達を次々と恐怖のどん底に陥れていったそうです。



 ルームミラー 【日本 兵庫県?】 (ご投稿 : K 様)

ある人が用事で深夜に出掛けることになり車に乗り込んだ。
時刻は夜中の2時頃だった。
運転席に座ったその人が何気なくルームミラーに目をやると、そこには青白い色をした自分の顔が逆さまになって映っていた。
そのショックのあまりその人はその場で気を失い、病院に入院となった。
それ以来、恐怖のあまりその人は夜に車に乗ることができなくなったという。
最後に彼(K様)は「これは実話やで」と念押しした。



 Tower of London 【イギリス ロンドン】 (ご投稿 : Nightmare 様)

西暦708年、英国ロンドンの東のはずれイーストエンドにウィリアム王が宮殿としてホワイトタワーを建てた事に始まる城砦。その後歴代王によって増築が重ねられたが、主に政治犯等を幽閉する牢獄、処刑場として歴史の舞台に登場したことから幽霊が出ることで有名。
悲劇の女王メアリ・スチュワートなど、ロンドン塔で処刑された王侯貴族たちの幽霊は、今でも時折目にする人が居るという。