ホテル 満○城

ホテル満○城 兵庫県姫路市に廃墟となったラブホテル満○城がある(あった)。
市内では有名な遊技業チェーン店を経営する株式会社R(注1.)が管理運営していたという。
ラブホテルではよく聞く話だが、部屋に隠しカメラが設置され一部始終が録画されていたらしく某有名議員(詳細不明)も盗撮の被害に遭ったという噂など、怪奇現象云々以上に怖い話もあった。
平成7年(1995)頃(平成9年〜10年(1997〜1998)頃ともいう)に廃業しているのだが、営業当時から幽霊が出るという噂があったようで、真偽のほどは定かではないがそれが原因で廃業したという話がある。 また、過去にここで殺人事件があったとか、暴力団の発砲事件により死者が出たという話があり、その影響で客足が遠のき廃業したという話もあるが詳しい事は分からない。

ここで起こる数々の怪奇現象の噂を集めてみると、多かったのが誰も居ないのに人の気配がしたという話だった。他にも、ドアをノックされたので開けてみると誰もいなかった、ドアの隙間、襖の隙間、窓の外などから何者かに覗かれていた、2人しか居ないはずなのに鏡に3人の人影が映った、女性の笑い声が聞こえた、壁から血が滲み出した、寝転んだ幽霊が出る(?)といった話を聞くことができた。
場所としては、和室(部屋番号不明)が“出る”ということで有名だったらしく、次に2階の西の端の部屋が“出る”ということで有名だった。
中には幽霊が出るという噂を聞いて、怖い物見たさから敢えてここに泊まりに行く物好きも居たほどだというから、近郊ではかなり有名な場所だったようだ。
建物は当時のまま残されており、廃墟独特の異様な雰囲気を放ち、廊下にはフランス人形や血のついたタオル、血痕があるという話も聞いた。
ホテルのすぐ南東には兵庫県で第3位という大きさを誇る長池(貯水量:852000トン、満水面積:26ヘクタール)がある。人によっては池からホテルの在る辺りに来ると悪寒、悪心(吐き気)を催したり、体調が悪くなる人もいるらしく、ホテルで起こる怪奇現象はここが霊道(霊の通り道)となっている影響からだと言う人もいる。

ホテル満○城の所在などを調べていると、廃業してからかなりの年数が経過しいているにも関わらずインターネット上でもラブホテルのリスト等からその名前は容易に発見する事が出来た。(当時)
住所を調べ、高速道路を使いS氏と共にホテル満○城を目指す。
郊外の静かな町の外れにホテル満○城はあった。周囲を木々に囲まれた白亜の巨大なホテル。構造としては、メインの白い建物があり、それ以前に作られたと思われるコテージ風の造りの建物、そして経営者の住居あるいは住み込みの従業員の宿舎と思われる和風の家からなっていた。
侵入すれば触法行為なのだが、件の廃墟となったホテルに残された「フランス人形や血痕」を確認しなければいけない。幸いと言うべきか、悪魔の誘惑と言うべきか、メインの白い建物の一角にある事務所と思しきドアの鍵が壊されていて、ドアが開け放たれたままとなっている。
暫く考えた末、気がつけば中に入っていた。
内部は廊下に沿って幾つもの部屋があり、1階部分がガレージで2階部分が客室となっていた。ドアの開いていた数部屋を覗いてみると、僅かに荒されてはいるものの比較的部屋は綺麗なままだった。
悪いとは知りつつもメインの建物をぐるりと見渡してみたが、フランス人形も血痕らしきものも見当たらなかった。
今となっては廃墟独特のカビ臭い臭いが嗅覚を刺激するばかりで、生憎心霊スポットと言うよりは廃墟スポットといった感の方が強かった。

余談であるが、今回同行して戴いていたS氏が、探訪後にネットに掲載されたままとなっているホテル満○城の電話番号に掛けてみたそうだ。すると、「おかけになった電話番号は、現在 XXXX-XX-XXXX に変わっております。」とのアナウンスが流れてきた。
興味本位からS氏がその新しい番号に掛け直したところ、呼び出し音が鳴ったので慌てて切ってしまったと言っていた。
その電話番号は経営者にでも繋がったのだろうか? それとも…

ホテル満○城は解体撤去され、現在は大手運送会社の支店が建っている。

注.1 2018年1月現在の運営店舗は0。実質的な経営者は暴力団関係者。
平成22年(2010)7月3日、系列店Sの経営者(37)が風営法違反(無承認構造変更)の容疑で兵庫県警生活環境課と姫路署に逮捕されている。
2年後の平成24年(2012)2月23日には直営店Rが銃撃されるという事件が起こっている。



2018/03/28 加筆再編集



ホテル 満○城の画像はこちら(外部リンク)
【 Ruins 】 ⇒ホテル 満○城





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