2004 新春ツアー(2/4)


2番目の訪問地 周 遍 寺


武家屋敷から周遍寺へと車を走らせる。
白雉二年(651)法道仙人の開基と伝えられる古刹だが、現在は諸事情により無住寺となっている。(※ 探訪当時)
何時の頃から無住寺となったのかは定かでは無いが、庫裏の老朽化が激しく、夜訪れると得も言えぬ雰囲気を放っていた。


周遍寺でも真っ白な靄(もや)のようなものが写りこんでいる。


庫裏内部。ここも武家屋敷同様、経年の老朽化以外に明らかに人為的に破壊された様子が伺え、そういった光景を見るにつけ何とも言えない気分になる。


庫裏には布団などの生活用品などがそのまま残されていた。


気休め程度に戸板で塞いである。


破れた障子が一層不気味さを醸し出している。


庫裏には当時の手紙などが散乱していた。


居室だったと思われる部屋。


縁側には古い番傘が残されていた。
今にも唐傘お化けになって飛び跳ねそうな雰囲気さえ感じられる…


倒壊寸前の厠(かわや)。



《 Back   Menu   Next 》