鉄拐山トンネル

鉄拐山トンネル 幽霊が出るか否かは私には断言できない。
しかし、この悲しい事故は事実である・・・

昭和59年か60年(1984〜1985)頃だったと思う。
兵庫県神戸市にある鉄拐山トンネルというトンネルで乗用車がタクシーと接触。乗用車はそのまま側壁に激突し炎上、乗っていた二人の男性は焼死するという事故があった。
亡くなった二人は中学時代の部活の同窓会に参加した帰りだった。
部の顧問である体育教師M氏を囲んでの同窓会、その場の雰囲気も手伝ってか、その席で二人は未成年であり車で来ていながらアルコールを口にしてしまう。そして、あろうことか、M氏もそれを黙認していた。
そして、その帰り道で冒頭に書いた悲劇が起ったのである。
事故後、まだ若かった後輩や友人らの一部からは「二人が死んだのはMが殺したようなものだ」との声もあがったが、警察の検証の後、体育教師M氏は書類送検となった。
いくら、自己の責任と判断とはいえ、指導する立場の人間が未成年の飲酒、更には飲酒運転を黙認していてもいいものであろうか・・・

それからどれくらいの月日が経ってからだろう。
鉄拐山トンネルを通ったタクシーが、何度となく焼け爛れた男性の幽霊を見たという話を耳にするようになった。
そして、一部のタクシーの運転手はその鉄拐山トンネルを通ることを非常に嫌うのだとも聞いた。
私には若くして亡くなった不幸な二人のことが思い出された・・・






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