須磨寺トンネル

須磨寺(福祥寺)背後の山を貫くように走る須磨寺トンネルも心霊スポットという噂がある。しかし、残念なことに具体的にどういった心霊現象が起こるのかは定かではない。
周辺は源平時代の古戦場であり、武者の幽霊を見たという話にはじまり、比較的近年の出来事に起因すると思われる心霊体験や怖い話が須磨寺とその周辺にもいくつかある。「旧天神隧道」(多可町)に糀屋ダムで亡くなった人の霊が集ると言われるように、このトンネルにも成仏できない霊達が集まって来るのだろうか。
かつて西側坑門には第12代神戸市長、原口忠次郎の筆による「鳥舞魚踊」(鳥が舞い魚が躍る、自然が豊かな様。)と記された扁額があったが、平成29年(2017)から同30年(2018)にかけて行われた補修工事により埋められ、新たに「須磨寺トンネル」の扁額が設置されている。
鉄拐山隧道の項でも触れたが、不思議なことに兵庫県道21号神戸明石線(神明道路、旧神明)の須磨寺裏から桃山台(神戸市垂水区)間にある3ヵ所のトンネル(東から「須磨寺トンネル」、「鉄拐山隧道」「下畑隧道」)の何れにも心霊スポットという噂がある。

参考データ
路線名
幅 員8.9m
高 さ4.7m(車道部オーバーレイ0.2mを含む)

平成29年7月~同30年1月 老朽化したトンネルのアーチ部を、2分割したアーチ構造のPCL(Precast Concrete Lining)版にて補修。据付にはスピンアーム方式を採用している。



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