Y 台

兵庫県南部、K市西部の山間部にある物流会社が立ち並ぶY台
周辺はかつて名谷(みょうだに)と呼ばれていた。寿永3年(治承8年、1184)の源平合戦の折、この辺りでも戦があったと伝えられており、『名谷誌』によると、「名」とは一般庶民の上に位置する階級であり、一ノ谷の戦いに敗れた平家の武士たちが名谷付近に逃れてきたとき、先住者たちとは素性が違うという内心の矜持を階級の上位呼称「名」に託し、名の住む谷であるから「名谷」と称したという説を挙げている。昭和60年(1985)、流通業務団地の造営に伴い一層栄えるという意味を込めて「Y台」と命名され、隣区に編入された。

Y台にある会社や倉庫内、また周辺のニュータウンでも鎧武者の幽霊を見たという話がある。往時の戦死者が今も彷徨っているのであろうか。

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